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無道路地評価における想定開設通路の取り方

土地評価実務研究会の会員の先生よりご質問をいただきましたのでご紹介いたします。

ご質問

無道路地評価における想定開設通路はどのように設定すればよいでしょうか?

基本的な考え方があれば教えてください。

回答(不動産鑑定士 鎌倉靖二)

無道路地評価の想定開設通路は
「現実の利用に即して、最短最小面積」で設定するのが基本です。

以下、国税不服審判所の裁決要旨を踏まえてのポイントとなりますのでご参照ください。

1.評価対象地から建築基準法上の道路までの最短距離となる直線上に第三者の建物があれば、それは避けて設定する。

2.実際に利用している建築基準法上の道路が2つある場合は、通路開設費用の価額の低くなる方の路線を正面路線とする。路線価の高い方を必ずしも正面とする必要はない。

3.距離が最も近い・・・

さらに詳しくは
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