土地評価の手順
相続税の申告業務において、土地評価は財産評価の中の一部でしかありません。
しかし相続財産のおおむね半分前後の額を不動産が占めることが多いので、決しておろそかにはできません。
したがって土地評価作業は正確かつスピーディに終わらせたいところです。
そこで推奨する土地評価作業の手順は、
必要資料の収集 → 机上調査 →現地調査 →役所調査 →評価作業 という5つのステップを
「一方通行」で終わせる、というものです。
慣れないうちは、現地調査の後、事務所にもどって評価作業を行っている途中に確認漏れに気づき、再度現地に行くといった「後戻り」を繰り返してしまいます。
経験を積むうちに確認漏れも少なくなりますが、後戻りしない調査を心がけ、正確かつスピーディに終わらせるようにしましょう。
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